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人に恵まれたヒト

人はみんなそうだと思うけど、なかなか人の笑顔を見るのが嫌いな人はいない。

僕たちの仕事はその求めるものが目の前で見ることができる幸せな仕事だ。

昨日の夜、僕の同業者のオーナーの話を聞かせてもらった。

彼のことを知ってもう何年経つだろう?15年くらいだろうか、、、

初めは敬語らしきものを使い一生懸命に僕から何かを得ようとする力が強い男に見えていた。

彼は努力家ですぐ僕の真似をして技術や努力する方法を盗んでいった、当時の彼は結果に結びつけることが苦手ででもそこに対する執念も感じていた。僕はそこがとても好きだった。当時僕はコンテストで3連覇くらいしていた時で、超絶イケメンだった彼を京都のコンレストのモデルで起用した。当時僕たちの研究団体は県予選を全部門制覇し、みんなで鹿児島代表を背負い戦っていた、僕の中では彼も同じく戦った仲間の一人だ。

その1年後彼は僕と同じ部門に出場し最高の形で挑戦状を叩きつけてきた、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えている。負けられない気持ちと嬉しさ、2度と歯向かえないくらい牙を全部抜いてやろうと思うくらい全力でねじ伏せた。ただ圧倒的ではない形で彼はしがみついてきた、数年間ほぼ満点に近い形で優勝していたのに点が割れて負けそうになって肝を冷やしたのも覚えている。ただ彼は諦めずその1年後優勝、諸事情で部門を変更した僕も優勝し一緒に全国に出れたことは僕のすごく嬉しい記憶として残っている。彼に負けられない、背中を見せなくてはという思いもあり戦場を広げ九州からでてタイトルをとりにいっていたのも事実だ。成功へのレールを作るのは僕たち先人の仕事だからと思っていた。結果彼は数回全国大会に出場し素敵な作品を作っていた。

 

話は飛ぶ、昨日は僕の同期で2つ上の友達を呼んでみた。彼の面倒をよく見ていた僕の友達だ。僕の友達でありながら彼と同じ職場の先輩でもあったI山さん(以下I)という人物だ。

彼が遠征中に失言し僕がキレかけたことがあった、彼は鈍感力を発揮し気づかなかったがIは数日後、彼はまだ若く気づかないんだ、許してやってくれと菓子折り持ってわざわざ謝罪にきた、正直僕とIの中なら電話1本で済む話を彼のために時間を作り、関係性を壊さないように間を取り持つことができるIに尊敬と憧れを持った、僕も人のためにこうでなければならないと心から思った。それから何度も何度もやらかす彼を何度も何度も何度もIはその度に僕のところに連絡してサポートしてくる。見捨てないでやってくれと、Iは彼が成長するために最も必要な人物だったと思う。昨日の成長した彼を見てIは涙ぐんで声を詰まらせていた、素敵な関係性だなと心から思った。彼は僕をよく人前で褒めてくれるのだが、僕よりも絶対にIに感謝してほしいと心から思っている。

Iはいつも、今でも彼の話になるとあいつを頼むといつもいう。いつまでも我が子のように見守り、その愛情を彼は受けながらどんどんたくさんの人に支えられながら彼は成長していく。愛されるための土壌を耕してくれるIがいるからだと僕は感じている。

彼は禿げてシワができて僕はデブでカサカサになったが僕の中ではいつまでも親友で尊敬できる人間だ。

 

大体1年ほど前に彼はお店を出店した。彼のいいところは目標を見つけスタートラインに立つ計画を立てる能力だと思う。でも一人でスタートする能力はあまり高くない。しかし、彼は誰かが見ていたり、圧力をかけると誰よりも馬車馬のように動き出す。人が動く何倍もの力を発揮する。自発的な動きを求め表面的には自由を好むのだが、管理されるのを本能的に好むめちゃくちゃな性格なハッピーなやつだ。そんな彼に、昨日の話を聞いて普通なら空気を読んで感動したで終わらせるところだがあえてお節介な言葉を送りたいと思う。

昨日は空気的に違ったので言いかけてやめたけど、顧客を思い誠実に向き合うことはすごいことなのだが、実はそれは普通で当たり前なんです、それができているサロンは本当に少ない、それに気づきその普通を毎日意識する彼はかっこいいと僕は思う、戦略や知識、発想はそれを叶えるための手法にしかすぎない、加点対象だと僕は思っている、思うだけでは届かないその想いをどうやったら届け続ける関係性でいれるのか?自分の正解をまだ見ぬ人に知ってもらうただの手段で数字はそれを示す通知表だ。顧客数も単価も売り上げも利益もぶっちゃけそれを表す指標にすぎないと僕は思う。実際ここから逃げるとオナニーでしかない。数字以外でそこを測るのはビジネスにおいては主観でしかないから。寂しいけど現実、リピート低いのに愛されてます!そんなことはありえない、お客様来ないのに僕は僕のやり方で、、、それは負け惜しみで私生活を苦しめるだけ、家族仲間を守るためには、自分の理想を叶えるためには一定数それを叶える仕組みが必ず必要だと思う。これから彼が何のためにタクトを振るのか?そもそもそのタクトを振る意味を学びその勇気と覚悟を持って誠実という言葉に誠実になれるのかをこれからはサポートするのではなく見届けたいと今は思っている。

彼はよく地べたを這いつくばって、といいます。これからが最もその言葉が必要になるとき、腰は低く首は下げるために使う。僕が言わなくてもそれをできている彼を僕はこれからも尊敬しつつ見守りたいと思います。

いつも見守ってます、がんばってね!

 

この時25歳くらいでしょうか、、、少なくとも30キロは今より痩せてますw大会前の集合写真ですね✂️

では✋

 

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