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誉められた丁寧さは意外なところに

おはようございます!

昨日はオープンからずっときてくださってる方がわざわざ1時間かけてご来店いただきました🚗

途中引っ越しをされてそれでもうちを選んでくれて今でもいいお付き合いができてボクは幸せだなーと感じます😀

そんな中でその方がこんなことをお話してくださいました🗣

実はこの前どうしても時間が作れなくて他店に行った、そしたら普通が違った。

もちろんボクとのお付き合いは10年、それは初めてさんとは差が出るのは当然で骨格、髪質、毛流、なんなら好み、もっというとライフスタイルに性格まで少しは把握しているので希望には添えるわけです。

基本ぼくのカットはスタイリングレスでも外が歩けるを意識しています。(寝癖は無理)

もちろんスタイリングありきで切ることもありますが特に男性は鏡の前でそんなに長い時間を過ごしません、さっと、ざっとみたいなのが楽な方が多いわけです、なのでその技法をボクは多投します。

 

あまり他店さんを引き合いに出したり悪くいうのは良くないし好きでないので今回誉められたことだけ伝えていこうと思います。

 

突然ですがボクはクシをカット中にポロポロ落とします、これ下手に感じるかもしれませんがぼくの師匠の教えでボクの中では正解というか心配りです❗️

クシをできるだけ力を入れずに持ち、指、手首、ひじ、肩を脱力して髪が少しでも引っかかったりすると、髪に負けて櫛は落ちるようになっています。そう、だからお客様は痛くないんです。それは頭皮をコーミングする時も同じです。できるだけ、できるだけお客様に不快感を与えないようにするんです。そうするとボクのカットの感触はその方のカット時の感触になるわけです。そしてボクでない誰かにコーミングされた時に違和感を感じるようになるわけです。

今回このコーミングでお客様は戻って来られました。

小さい、本当に小さいことの積み重ねです、気づかない方もいるでしょう、ぼくもこのコーミングを覚えるのに何度も何度も注意を受けました、若いぼくはそんなん別によくね?と反発した日もありました、99の辛さと1の喜びだとボクは技術習得について考えているのですが、まさにこのコーミングは地獄でした。何が正解なのかわからない、でも追い求める、そんなことが髪をとく、髪をすくう、という現在のボクの毎回のアクションに集約されています。

ボクは8年間勤めた店を辞め1年他店の立て直しで働き独立しました。

その1年と開業当初のお客さまの反応は丁寧 でした。ボクはそんなに長い施術をするタイプではないので、正確に早くお客さまの時間を奪わない、結果を重視することを重要視しています。なのでその店舗はぼくの入店した時にお客様が時間が早く終わりすぎてびっくりするなんてことは度々ありました。でも丁寧と言ってもらえるのです。

今回はコーミングでした、他にもシャンプーの時の首の流し方、頭の持ち方、クロスの掛け方、タオルの掛け方ドライヤー時の声かけ、カウンセリンス時の声の向き、立ち位置、髪の触り方、多分外から見るとすごいラフ、だけどされたらわかる。そんな意識でボクは毎日お客様と向き合っています。

たかがコーミングなのかもしれません、ずっと同じようなことをするのは飽きるかもしれません、でも、それでも僕たちは丁寧にお客様のことを思い、考え、生きていくべきだと思います。

ボクみたいな体育会系卒脳筋は意外と真面目で苦しさも楽しさに変わることを知っています。そして脱力するタイミングやパートナーとハイタッチする嬉しさも知っています。

ボクが現場で重視するところは実はこんなところでもあるわけです。

人に評価されるまで磨く、評価されても磨き続ける、アンドモアに応える、それが僕たち技術職なのではないかと思うわけです。

では!

 

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